
中学生にスマホを持たせるとき、親子で考えた3つのこと
〜ネットと子どもにちょうどいい距離感って?〜
「スマホ、いつから持たせたらいいんやろ?」
これは、子育て中の親なら一度は通る悩みかもしれません。我が家も例外ではありませんでした。
小学校の卒業が近づく頃から、子どもがチラチラと「友達がもう持ってる」アピールをしてくるようになり、親としては「うちもそろそろ…?」と迷い始める時期。
正直なところ、スマホを渡すこと自体よりも、「ちゃんと使いこなせるのか」「変なトラブルに巻き込まれへんか」という不安の方が大きかったです。
そんな中で、我が家では「中学生になったらスマホを持ってもらうこと」にしました。
でも、渡すときに大事にしたのは、“持たせるかどうか”よりも“どう持たせるか”でした。
今回は、我が家がスマホデビューにあたって親子で話し合ったことや、意識したポイントを3つ紹介してみたいと思います。

1. スマホを持たせるタイミングは「必要性」と「心の準備」で決めた
我が家では「中学生になったら」という区切りを設けましたが、実際には「子どもがスマホを“便利な道具”として使えるかどうか」が一番のポイントでした。
・通学する距離が行動範囲が広がった
・部活や習い事の連絡手段が必要になった
・友達とのやりとりがスマホ中心にシフトしてきた
このあたりをきっかけに、「必要性が高まった」と判断しました。
でも、同時に「ネットの世界にはルールがある」という話を丁寧にしました...否、私達親も学び、そして伝えました...が正しいかな。

2. ルールは「押しつけ」じゃなく「一緒に作る」
スマホって、便利だけど自由すぎる世界なんですよね...だからこそルールは必要です。
けど、「親が勝手に決める」のではなく「一緒に考える」ことを意識してみました。
・使っていい時間帯
・アプリのインストールは親と一緒に確認
・SNSの使い方と、投稿前に気をつけること(本名、顔写真、位置情報など)
ルールを作るというより、「どう使えばお互い安心か?」という視点で会話をしました。
結果として、子どもも「自分で考えたルール」だからか、ちゃんと守ろうとする姿勢が見えましたっ♪

3. 実は、親の方が学ぶことも多かった
スマホを持たせたことで気づいたのは、「子どもに教えるつもりが、こっちもアップデートされてる」ってことです。
このタイミングで、たまたま出会ったのが『転生魔王のネット戦略』というちょっと変わったタイトルの本でした。
以前、ブログの記事( = 親子でお金の勉強したい人に超おすすめ!『俺のマネースキルが爆上げな件』が面白すぎた件*1)でもご紹介した、小中学生向けの小遣いリテラシー(金融教育)の本『俺のマネースキルが爆上げな件』と同じ著者でしたので、「ネットリテラシーの基本の『基』」を、楽しく学べるぞって、読む前から期待が高まりました。
そして、この本を読んだことで「あれも言わなきゃ」「これも制限しなきゃ」と焦るよりも、「話し合える関係を作る方が大事」と気づけた気がします。
『転生魔王のネット戦略』は、笑えて学べるネットリテラシー本として、親子で一緒に読むのもアリかもです。
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【まとめ】
スマホを持たせることは、子どもにとっても親にとっても、新しい世界への一歩です
正解は家庭ごとに違うけど、「一緒に考えること」「話し合いを続けること」こそが、一番のネット対策かもしれません。
もし今、同じようにスマホデビューを考えている方がいたら…
「何を伝えるか」よりも、「どう話し合うか」を大事にしてみるといいかもですよ!?
親だって、知らないことがあって当然ですし、ネットの世界なんてものは、日進月歩どころか...秒進分歩なのです。一緒にアップデートしていけば、それでいいのです。
「なんとなく使えてるから…問題ないでしょ…」は、要注意!
一緒に学ぶ、一緒に悩む、それが一番のスマホ教育かもしれません。
深く知る必要まではないかもしれませんが、自分のこともですし、子どもを守るうえで学んでいきたいものですね!?
そして、何よりも、子どもにとって頼れる味方でいたいんだよねっ♪

ちなみに👆コチラが今回採用した我が家のスマホのルールでございます。
参考までに...
*1:親子でお金の勉強したい人に超おすすめ!『俺のマネースキルが爆上げな件』が面白すぎた件の記事はコチラをどうぞ。