
小学生におすすめ|人間と動物をくらべてわかる進化のひみつ【本紹介】
― 小学生にこそ読んでほしい一冊 ―
「進化」って聞くと、ちょっとむずかしそう。
理科の教科書っぽい。
正直、眠くなりそう。
でも、もしこんな聞き方をされたらどうでしょう。
「もしキミが動物だったら、どう生きる?」
今回紹介する本
『くらべてわかる!進化のひみつ 人間やめて、動物になってみた』澤田トラジ (著), 今泉忠明 (監修)
は、そんな問いから始まる、ちょっと変わった進化の本です。
この本、どんなところが面白い?
この本は、「進化」を説明する本ではありません。
人間と動物をくらべる本です。
- 人間の目と、タカの目
- 人間の耳と、ネコの耳
- 人間の鼻と、イヌの鼻
こうやってくらべていくと、自然にこんな疑問がわいてきます。
「なんで、こんなにちがう体なんだろう?」
答えはシンプル。
それぞれが、生きる場所に合うように進化してきたから。
「進化=レベルアップ」じゃない!
小学生にぜひ知ってほしいのが、このポイントです。
進化って、
- だんだんえらくなること
- 人間がいちばんすごい、という話
ではありません。
この本を読むと、
- 走るのが得意な動物
- においで世界を見ている動物
- 暗やみでも平気な動物
それぞれが、自分の場所で最強だということがわかります。
人間は人間のやり方で生きてきただけ。
それも進化のひとつなんです。
小学生におすすめしたい理由
✔ むずかしい言葉が少ない
専門用語がほとんど出てこないので、
理科が苦手でも大丈夫。
✔ 「もし自分だったら?」で読める
ただ読むだけじゃなく、考えながら読める。
読書がちょっとした冒険になります。
✔ 写真・イラストが多くて楽しい
文字がぎっしりじゃないから、
本が苦手な子でも手に取りやすい。

読み終わったあとに残るもの
この本を読むと、たぶんこう思います。
「人間って、意外とふつう」
「でも、それでいいんだ」
進化は「勝ち負け」じゃない。
ちがいを知ることなんだと、自然にわかってきます。
これは理科の勉強だけじゃなく、人とのちがいを考えるきっかけにもなる一冊です。
そして、最後、人として「生きる」ってことを考えさせられるところも、良い本だなって思います。
こんな子におすすめ!
- 動物が好き
- 「なんで?」と考えるのが好き
- 理科がちょっと苦手
- 図鑑は好きだけど、説明文は苦手
そして正直、大人が読んでも普通に面白いです。
人間をやめてみたら、世界が広がった。
この本は、そんな体験をさせてくれます。
小学生の「最初の進化の本」に、ぴったりの一冊かなって思います。