
受験生の親がやっちゃいけない3つのこと
――静かな応援、邪魔しないという選択
受験生を持つ親は、だいたい落ち着かない。
心配になるし、口も出したくなる。
それはもう、仕方がない。
私もそうだったし、今もきっとそうです。
気づけばもう三年……いや、高校受験まで含めたら、六年以上「受験の年」を一緒に越えてきたことになる。
これは私の経験による話かもしれないし、すべての家庭に当てはまる話じゃないですよ。
でも、あの時間をそばで見てきて、これはやっぱり言っておきたいと思ったんです。
受験生の親が、やっちゃいけないことがある。
1.「親が受験生の頃は○○だった」という話
○○したとか、○○だったとか、時代も制度も、情報量も違います。
比べられて励みになる受験生は、絶対にいないよ!
残るのは、「自分は足りていない」という感覚だけです。
2.「勉強のことが分からないから」と、他のサポートまで放棄してしまうこと
確かに、数学や英語は教えられないかもしれない。
でも、できることはある。
静かな空気を保つこと。
生活リズムを崩さないこと。
聞かれもしないアドバイスをしないこと。
勉強以外の部分で支えられることは、かなり多いです。
まずは一緒に作戦会議に参加しましょう。
3.酔っぱらって帰ってくること
理由は単純で、家が落ち着かなくなるからです。というか「論外」かもしれません。
受験生の夜は、集中と回復の時間です。
でも、分かります……仕事の関係上、参加が必須な場合もある……それはわかるが、飲む必要はない(必要以上に飲まなくてよいだろ)、自制出来るよね!?
テレビの音、上機嫌な独り言……。
その全部が、じわじわ効いちゃいます。
もし、この三つのどれかに心当たりがあるなら、もしくは、似たようなことをやっていたかもしれないと思ったなら、まずは謝ってあげてほしい。
長い説明はいらないです。
「ごめんね」の一言でいいんです。
「普通通りでいいよ」と言いつつも、受験はやっぱり特別なんです。
特別厳戒態勢にする必要はないけれど、そこには失敗したくない闘いが、確かにあるんです。
本人なりに、不安も焦りも抱えて立っている場所です。
それを理解しようとすることが、応援体制のスタートなんだと思います。
よく聞く言葉に、「勉強しない人を応援する必要はない」というのがある。
でも、外から見て勉強していないように見えるだけで、心が止まっている人もいれば、
やり方が分からず、立ち尽くしている人もいます。
応援って、結果を肯定することじゃない、存在を切らないことだと思います。
前に出すぎない。
でも、振り向けばいつもいる。
それくらいの距離感でいいんじゃないかな?
受験は、勉強量だけで決まるものじゃない(ここ怠けたら本末転倒だけども)、家の空気や、言葉の温度が、思っている以上に影響します。
だから私は、何かを足そうとするより、余計なものを持ち込まないほうが、うまくいくこともあると思っています。
これは、私の話、正解でも、唯一解でもない。
でも、どこか一行でも、誰かの家庭に重なるところがあったなら――振り返ってみてはいかがでしょうか!?
この記事で「やっちゃいけないこと」を整理しましたが、具体的な関わり方については、こちらの記事が参考になるかもしれません。