中学生からでも間に合う!「読書習慣が未来を変える理由とおすすめ本」
こんにちは!毎日がちょっと素敵に感じられればいいなぁって思っています。
今日は「中学生からでも読書を始めるのは遅くない!」というテーマでお話ししたいと思います。
※もちろん「高校生」からだって遅くないですし、「大人になって」からだって遅いなんとことはないんですけどね...(笑)」
実は、私も中学時代に初めて読書に目覚めたんです。それまで、本を読む習慣はほとんどありませんでした(否、皆無でしたね)。さらに、当時、学校行くの楽しくないなぁって時期だったのですが、家庭訪問に来た先生のすすめで、オー・ヘンリー*1の短編集や星新一*2のショートストーリーに触れました。それがきっかけで、どんどん本の世界に魅了されていきました。
※その時、たまたま「波間のこぶた」銀色夏生(著)*3という本を先生が持っており、私に貸してくれました。
本を読むことで、自分の心を落ち着けたり、全く違う世界に入り込んだりできることが本当に楽しかったんです。そして、本を読むことで、大げさな言い方だと「世界の見え方」が、変わったんだと思います。学校がどうのこうのではなく、いろんなことに興味を持つようになりましたし、新しく知ることや経験するのが楽しく思えるようになりました。
読書って、ただの「勉強」とは違う、もっと自由で面白い世界が広がっています!?読書を始めたきっかけやその楽しさを知っているからこそ、読書を始めるなら絶対にお勧めしたいと思っています。
中学生からでも、全然遅くないですよっ♪ ぜひ、気になる本を手に取ってみて欲しいです。ほんの少しの時間で、きっと思いもよらない冒険や感動が待っているはずです。
もちろん勉強にも役に立ちますよっv(^-^ )
端的に本って良いなってこと書き出しますね!
本を読むことで、まるで冒険の旅に出かけたみたいな気分になる♪
本を開けば、そこには新しい世界が広がっています。読んでいくうちに、心がワクワクしたり、感動したり、驚いたり、ときには涙したり...。気づけば、どんどんページをめくりたくなります。まるで冒険の旅、いろいろな世界に出かけたような気持ちになれるんですよ。
読書は、ただ楽しむだけじゃない!
読書をしていると、知らない言葉や考え方に出会うことができ、自分の世界が広がります。自然と視野が広がり、考え方が豊かになったり、他の人と違う意見を尊重できるようになったりするんです。
また、読解力、語彙力や表現力もグッとのびます。
これらは、実は学校での勉強や活動にも役立つことがありますし、社会に出てからだとなおさら役にたつんですよ。
まぁでも、何より「本を読むこと自体が楽しい」っていうことが一番大事かなって思いますけどねっ!?
どんな本から始めてもOK!
初めて本を手に取るなら、短編小説や短い話から始めてみて。『5分後に意外な結末』のような本は、すぐに読み終わるし、最後の展開にびっくりするかもです。物語に引き込まれて、次々に本を読みたくなること間違いなしです。そして、短いものは本当に短いので、読み切れたっていう達成感を得やすいのもいいですよね♪
興味のある(気になる)分野の雑誌から始めてみるのも良いですよ。絵や写真が多いので読みやすいのはもちろんですし、知りたいことがダイレクトにつながっているので、好きにつながりやすいです。
まとめ:読書を始めて、自分だけの「世界」を広げよう!
「読書って難しそう」「時間がかかりそう」と思っていませんか?実は、たった1冊の本があなたの世界を広げるきっかけになります。まずは気になるジャンルや、短くて読みやすい本から始めてみましょう。本を読むことで、新しい発見や価値観に出会えるのはもちろん、日々の生活にも彩りが増えていきますよ。
他のメディアと比較すれば、もちろん一長一短はありますが、少なくとも自分から読み進めていかないといけない点は能動的だといえます。そして本の良い点でいえば、自分のペースで読み進められるってところです。時にはページを戻ってみたり...怖すぎて一旦保留にしてみたり...しおりを挟んでおけばいつでも再開できます。
最初の一歩を踏み出すのは少し勇気がいるかもしれませんが、その一歩がきっと新しい世界への扉を開けてくれます!本を読んで、素敵な発見をしながら、楽しんでみませんか?
初心者におすすしたい本(短編集が中心です)
『5分後に意外な結末』シリーズ(学研プラス) 意外な展開やどんでん返しが魅力。1話が短いので、集中力が持続しやすい。 こちらのシリーズ、いろんな作家が参加している短編小説のアンソロジーです。各話は短くて、最後に「えっ!」と思うような驚きの結末が待っています。話の途中では「どうなるんだろう?」と考えながら読んで、最後にびっくりする展開が楽しめます。ジャンルもミステリーやサスペンス、恋愛などさまざまで、どの作家が書いているかを楽しむのも一つの魅力です。
『オー・ヘンリー傑作集1 賢者の贈り物』オー・ヘンリー 映画、ドラマ、CMなどに使われてたりするので、あれ?この話なんか聞いたことあるかも!?って感じの話しが詰まっているので、親しみやすいかもです。
『ボッコちゃん』星新一 SFや風刺がテーマになってるのが多くて楽しいです。しかも1話がほんとうに短くて5分程度で読めるので、初心者におすすめです♪ ※私個人的に、子どもにも読んで欲しいなって思って、図書館に行った時に久しぶりに読んで思い抱いたのですが、大人になって「なんだか心にグサッ!」ときたのですが、タイトル「一日の仕事」:星新一の短編集「だれかさんの悪夢」に収録を、最近、思い出しましたって内容で、記事の一部として、姉妹ブログ「ポジティブで行こう♪」にて取り上げております...ただそれだけなんですけどね。 記事はこちら
『波間のこぶた』銀色夏生 私が初めて読んだ「詩」でした。イラストが何とも言えないユルっとした感じが、当時の私には癒しに感じたと思います。 銀色夏生さんの詩集は、中学生でも共感しやすい詩が多く、イラストや写真と共にあるので、見ていても楽しいですね。
少し慣れてきたら、下記の作品もおすすめです。
『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』ママチャリ 中学生の日常を面白く描いた物語で、笑いながら読めます。
『西の魔女が死んだ』梨木香歩 中学に進んでまもない夏の初めに、学校へ行けなくなった「まい」は、森で暮らす祖母“西の魔女”のもとで過ごすことに...自然と共存する生活を描いた優しい物語。文章も簡潔で読みやすいです。
『カラフル』森絵都(絵本版もあり) 死後に他人の身体に転生した少年が、生前の未解決の問題を解決しながら自己成長する物語です。転生した少年は、自分の人生を再発見し、周囲の人々との関係を見つめ直します。深いテーマを扱いながら、心の葛藤や成長を描いた感動的な小説です。ジュニア版や、絵本版もあるよ。
『君の膵臓(すいぞう)をたべたい』住野よる 中学生でも共感しやすい青春ストーリー。ラストの展開に驚きと感動があります。なによりも「命」や「人とのつながり」の大切さを問いかける作品なのも中高生に知って欲しいと思う部分ですよね。
『ビブリア古書堂の事件手帖』三上延 古書店を舞台にしたミステリー。読書初心者でもサクサク読めます。単なるミステリーではなく、文学や人間関係を深く掘り下げた作品になってて、より、いろいろな本を知りたいってなりますね♪
『角川つばさ文庫』
どれか1冊というわけではありませんが、『角川つばさ文庫』株式会社KADOKAWA が出版している本はどれもおすすめです。
複数の作家による作品が集められた文庫シリーズです。シリーズ内には、ミステリーやファンタジー、冒険小説、ホラーなどさまざまなジャンルの作品があります。そのため、シリーズ内には多くの作家が参加しています。
小学生高学年くらいから中高生の層に、『角川つばさ文庫』で取り上げられている話しは、どれもが「読書にはまる」切っ掛けとなる本です。 特にまだ小学生だと知らない漢字が多くて、読書は苦手だって人でも『角川つばさ文庫』は、簡単な漢字を使っていますし、難しい文字にはルビがあるのも◎ですよっ♪
私が昔読んでた本も多く取り上げられており、子どもと一緒に懐かしいなぁって思いながら読みましたよ♪
例えば『ぼくらの』シリーズ(宗田理)、特に最初の「ぼくらの七日間戦争」は、私にとっても忘れられない本の1冊です。
このシリーズでさらに読書熱が加速しましたし、映画化されたさいには映画観に行きました!宮沢りえに憧れ、TM Networkの楽曲にも劇ハマりしました。
*1:オー・ヘンリー(O. Henry、本名:ウィリアム・シドニー・ポーター、1862年 - 1910年)は、アメリカの短編小説作家で、「意外な結末」を特徴とする物語で広く知られています。その作品は、日常の中に潜むドラマやユーモア、そして人間性を描き出し、多くの人に愛され続けています。代表作「賢者の贈り物」など
O Henrry Museum websiite
*2:星新一は、日本を代表するショートショート作家で、SF(サイエンス・フィクション)を基盤としたユーモアと皮肉に富んだ短編作品で知られています。彼の作品は短く、分かりやすい文章ながら、社会や人間性への鋭い洞察を含んでおり、大人から子どもまで幅広い読者に親しまれています。
星新一公式サイト:https://hoshishinichi.com/
*3:銀色夏生は、日本の詩人、エッセイスト、作詞家、写真家で、主に詩集やエッセイを中心に活動している作家です。彼女の作品は繊細な感情を美しい言葉で紡いだ詩や、心に寄り添うようなエッセイが特徴で、多くの読者に愛されています。
銀色夏生公式ホームページ:https://ginironatsuo.com/